PR

十文字保育園(川南町) 足育講座開催レポート

2017年9月30日、
川南町の十文字保育園にて、
足育講座をさせていただきました。

ご縁は、高鍋町のにっしん保育園での講座を、
十文字保育園の先生が聞いてくださったことです。

どちらの園も、日本で初めて私設孤児院を設立し、
子どもたちの教育に尽力を注いだことで
「児童福祉の父」と言われている、
石井十次の理念を受け継ぐ保育園です。

トイレにあった詩も、
石井十次の理念を受け継いだものでしょうか。

心が引き締まり、
その一方で温かい気持ちになりました。

履き物を脱ぎ履きするのは面倒なことですが、
「心を整えるチャンスが一日に何度もある」
という見方もできるんですね。

さて、この日は、年に2回開いている懇談会に
合わせての講話というご依頼でした。

保護者の方16名と、先生方11園の名に、
約1時間に渡り、乳幼児期の足育をテーマに
お話をさせていただきました。

1.現代の子どもたちの足事情
 (1)研究のデータや足計測での実例
 (2)運動能力の変化
 (3)生活環境の変化

2.子どもの足を育てる大切さ
 (1)6歳までは特に重要な時期
 (2)私たち人間にとっての足の意義
 (3)家庭でとりくむ「足育」
  ・身体を使う機会を増やす
  ・生活リズムを整える
  ・動きやすく足に合う靴を履かせる
  ・爪の切り方に気を付ける

3.靴選びの3つのステップ
 (1)動きやすい靴の選び方
 (2)足に合う靴の選び方
 (3)靴の履き方

講座を受けられた保護者様のご感想を、
一部ご紹介いたします。

子どもの身長の伸びがとても早いので
注意してみているのですが、
今回の話を聞いて、
今一度サイズがあっているか、
履きやすいものか確認しようと思います。
休日は外で遊ばせようと思いました。
靴の履き方も親子で練習してみます。
靴は、マジックテープがついているもの、
かかとのしっかりしたものを
選ぶようにしたいと思います。
身体を動かすこと、
靴選びの大切さがわかりました。

次に、一緒に講座を聞いてくださった
先生方のご感想を紹介いたします。

どうして足に合った靴を選ばないといけないかが、分かりました。
また、生活習慣も関わりが強いこと、
大人がしっかりと気を付けてあげないといけないことなど、
保護者の方々、職員も含め、考える必要がありますね。
足育が乳幼児期に大切なことが分かり、
これからの保育にも役立てていきたいと思う。
爪の様子などにも目を向けたい。
散歩や外遊び、ぞうきんがけを、
もっと子どもたちとやっていきたいと思います。
(講演を聴くのは)2回目であったが、
前回の講演同様に足の大切さを感じることができました。
保護者の方にも気を付けてもらい、
子どもたちの成長がよりよいものになるとうれしいです。

以上、ご感想の紹介でした。

このたびの足育講座の機会をいただきましたことに、
心より感謝申し上げます。

先生と保護者の皆様が両輪となって、
子どもたちが健やかに成長していくことを、
心よりお祈りいたします。

宮崎県内を中心に、子育て支援センター、幼稚園、保育園、子育てサークル等へ足育講座・足計測に伺っております。詳しくはこちらのページをご覧ください。
このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

成田 あす香をフォローする
未分類
タイトルとURLをコピーしました