宮崎市の高岡地域子育て支援センターにて足育講座を行いました。大人11名、子ども12名、主催者2名の合計25名の方がご参加くださいました。
ご依頼を下さった先生は、県内全域の子育て支援センターにお送りしている「足育かわらばん」をご覧になり、センターを利用されているお母さんから「他のところで受けた足育講座がすごく良かった」と話を聞かれて、依頼をすぐに決められたそうです。
「私たち支援者にとっても、ためになる話で、もっと深くゆっくり聞きたいと思いました。子どもさんへの対応に追われて、なかなかゆっくり聞けなかったので、また個人的に聞きたいです」というご感想を書いてくださいました。
お母さん方の受講された理由では、
「靴を買うときの選ぶポイントが気になる」
「靴の履かせ方を知りたい」
「歩き出したので、そろそろ靴の購入を考えており、その参考にしたい」
というように、靴に関心の高い方が多かったです。
講座は、絵本とふれあいあそびを交互にする中に、子どもの体の発達や靴の知識を、ポイントを絞ってお話しました。
今日は、腹筋や背筋を育てる「おふねはぎっちらこ」のあそびを喜ぶ子が多かったです。仰向けから上半身を起こすときに、大きく輝いた目でお母さんの顔をニコニコ見ている姿が印象的でした。
終わりは「足育体操タッタッタ」で体を動かし、みんな笑顔になって講座を結びました。
それでは、参加された皆様のご感想を紹介いたします。
「つい楽をして抱っこすることが多かったのですが、しっかり歩かせて育てようと思いました」
「足についてそんなに意識したことがなかったので、もっと普段から意識しようと思いました」
「中敷きを出して足にあててサイズ確認をします。靴の履き方は今まであまり意識していなかったので、今後気を付けたいです。室内では素足をメインに、これからも体を動かすよう心がけたいです」
「中敷きでサイズを合わせたり、靴底の固さに気を付けたり、ベルトでフィットさせるようにします」
「体、足を動かす機会を増やし、それを妨げない靴をちゃんと選びたいです。これからの子どもの成長をしっかり見守っていこうと思いました」
「お気に入りの靴ばかり履くので、なかなかサイズチェンジできずにいました。今日をきっかけに足に合う靴へ変更しようと思います」
講座が終わった後に、支援センターの先生が話されたことが印象に残りました。
「靴はずっとつま先をトントンして履かせていました。今日の話を聞けて、本当に良かったです」
確かに、歩きながら爪先をトントンと地面にうちつけて、靴を履きながら玄関を出て行く様子はよく見かけます。
一度習慣になったものを直すのは大変ですから、子どもが小さいうちから靴の履き方を知って、練習できた方がいいですよね。
こうして、子育て支援センターでお話をさせていただく機会を頂けて、私も良かったと思いました。
みやざき足育センター
足育インストラクター・保育士 成田あす香