☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。
毎週火曜日に発行しているメールマガジン
《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》のバックナンバーをお届けします。
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子どもの足が巻き爪です。
私が、以前に巻き爪を病院で切ったことがあり、
このままにしておいて大丈夫か心配です。
(注)巻き爪とは、爪の外側の部分が強く巻いて、
指に食い込むようになってしまった爪をいいます
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ご相談をいただき、ありがとうございます。
お子さんの年齢が分かりませんが、
まだ歩かないような赤ちゃんでしたら、
歩くようになると爪はまっすぐになってくることが多いです。
なぜかというと、歩けるようになると、
足の裏側から爪に向かっての圧がかかり、
爪がまっすぐに保たれるようになるからです。
だから、基本的には様子を見守ってよいものですが、
腫れている、血が出ている、痛がっている、
というような場合には、病院に行かれてくださいね。
爪のことは皮膚科で相談できます。
歩き出しているお子さんでしたら、
靴のサイズと履き方、
そして爪の切り方を見直しましょう。
その理由は、足の指が巻き爪になる原因には、
靴による足の指の圧迫や、爪の切り方が
よくある原因として考えられるからです。
まずは、靴のサイズと履き方の見直しです。
靴のサイズは小さいだけでなく、
大きすぎても靴の中で足が前に滑ってしまい、
靴で足の指が圧迫されます。
そして、靴のサイズが合っていたとしても、
面ファスナーをしっかり止めて履かないと、
靴のサイズが合っていないのと同じです。
重心が前にかかったときに靴の中で足が前に滑って、
靴で足の指が圧迫されてしまいます。
靴のサイズと、靴をきちんと履いているかどうか、
よく確認をしてみてください。
次に、爪の切り方の見直しです。
爪の切り方は、足の指の長さと同じくらいで、
まっすぐに切るようにします。
なぜ、このように切るかというと、
爪を短く切ったり、端を斜めに切ったりすると、
爪がまっすぐに伸びていくことができずに、
巻き爪になってしまうことがあるからです。
今されている爪の切り方が違っているようでしたら、
足の指の長さと同じくらいまで伸ばしていき、
しばらく様子をみましょう。
巻き爪を病院で切ったご経験があるということでしたね。
巻き爪になる原因は、
子どもも大人も同じことが挙げられますので、
お母様も靴と爪の切り方を見直してみてくださいね。
それから、大人の巻き爪の治療は、切る以外にも、
特殊なワイヤーで時間をかけて治療していく方法もあります。
それでは、また、その後の様子をお知らせくださいね。
ご相談をいただきまして、ありがとうございました。
本日のメールマガジンは以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事は2016年10月11日(火)発行のメールマガジンのバックナンバーです。
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