☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。
毎週火曜日のメールマガジン、皆様から寄せられた足育相談にお答えする
《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》
のバックナンバーをお送りしています。
本日は、宮崎市内の子育てひろばに参加された、
3歳1か月の男の子のお母さんからのご質問です。
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良い靴を選んでいるつもりが、走っているとよく転ぶので、
気になっています。
何かアドバイスをいただけたらと思います。
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ご質問をいただき、ありがとうございます。
良い靴を選ぶという意識をお持ちのところが、素晴らしいですね。
まずは、
講座でお伝えしたポイントを満たしているか、
改めて確認をしていただいて…
1.甲の高さが面ファスナーや靴ひもで調整できること
2.つま先に広く厚みがあること
3.つま先が少しそりあがっていること
4.かかとをしっかりと支えられること
5.足の指が曲がる位置で靴底が曲がること
6.厚すぎず、薄すぎない、適度な弾力の靴底であること
次に、中敷きを外して、足を乗せてみましょう。
つま先の余裕が、5ミリ~8ミリとちょうど良いでしょうか?
サイズが大きすぎて脱げやすかったり、
サイズが小さすぎて足指が使いにくかったりすると、
転びやすさにつながってしまいます。
それから、お子さんの足の形に、
靴の中敷きは合っているでしょうか?
すくすく足育クラスに通われているお子さんの事例なのですが、
「靴のメーカーを変えてから、よく転ぶようになった気がする」
と、お母さんが気づかれました。
中敷きを抜いて足を乗せてみたら、
小指が中敷きに乗り切らず、
中敷きと同じ形に丸まってしまっていることが分かりました。
小指で踏ん張りきれなくなって、
よく転ぶようになってしまったんですね。
また、横幅が余っている場合も、
靴の中で足が横にぶれるため、転びやすくなります。
それから、履き方をもう一度おさらいしましょう。
お子さんに自分で履かせている場合は、
履き方がゆるくて転んでしまっていることもあります。
3歳だと、まだ一人でピッタリに履くことは、
難しいかもしれません。
必要に応じて、
最後は仕上げ履きを一緒にしてあげてくださいね。
我が家の次男坊は、
4歳になって仕上げいらずになりました。
ときどき、履き方が甘い時があるのですが、
歩き出してから、自分で「ゆるい」と気づきます。
パッと見は履けているように見えるかもしれませんが、
もう少し靴の履き方を見守ってあげてください。
「良い靴を選んでいるつもりが、走っているとよく転ぶ」
というご質問、
まずは靴の選び方のポイントに照らし合わせて、
改めて靴をチェックしてみましょう。
それから、中敷きを出して足に合っているかを確認すること。
そして、毎日の靴の履き方をよく見守ってあげましょう。
ご質問をいただき、ありがとうございました。