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良い靴を選んでいるつもりが、走っているとよく転ぶ《メールde足育相談室vol.147》

☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。

毎週火曜日のメールマガジン、皆様から寄せられた足育相談にお答えする
《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》
のバックナンバーをお送りしています。

本日は、宮崎市内の子育てひろばに参加された、
3歳1か月の男の子のお母さんからのご質問です。
 
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良い靴を選んでいるつもりが、走っているとよく転ぶので、
気になっています。
何かアドバイスをいただけたらと思います。

・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚

ご質問をいただき、ありがとうございます。

良い靴を選ぶという意識をお持ちのところが、素晴らしいですね。

まずは、
講座でお伝えしたポイントを満たしているか、
改めて確認をしていただいて…

1.甲の高さが面ファスナーや靴ひもで調整できること
2.つま先に広く厚みがあること
3.つま先が少しそりあがっていること
4.かかとをしっかりと支えられること
5.足の指が曲がる位置で靴底が曲がること
6.厚すぎず、薄すぎない、適度な弾力の靴底であること
 
 
次に、中敷きを外して、足を乗せてみましょう。
 
つま先の余裕が、5ミリ~8ミリとちょうど良いでしょうか?
 
サイズが大きすぎて脱げやすかったり、
サイズが小さすぎて足指が使いにくかったりすると、
転びやすさにつながってしまいます。

それから、お子さんの足の形に、
靴の中敷きは合っているでしょうか?
 
すくすく足育クラスに通われているお子さんの事例なのですが、
「靴のメーカーを変えてから、よく転ぶようになった気がする」
と、お母さんが気づかれました。
  
中敷きを抜いて足を乗せてみたら、
小指が中敷きに乗り切らず、
中敷きと同じ形に丸まってしまっていることが分かりました。
   
小指で踏ん張りきれなくなって、
よく転ぶようになってしまったんですね。

また、横幅が余っている場合も、
靴の中で足が横にぶれるため、転びやすくなります。  
  
 
それから、履き方をもう一度おさらいしましょう。

お子さんに自分で履かせている場合は、
履き方がゆるくて転んでしまっていることもあります。

3歳だと、まだ一人でピッタリに履くことは、
難しいかもしれません。

必要に応じて、
最後は仕上げ履きを一緒にしてあげてくださいね。

我が家の次男坊は、
4歳になって仕上げいらずになりました。

ときどき、履き方が甘い時があるのですが、
歩き出してから、自分で「ゆるい」と気づきます。

パッと見は履けているように見えるかもしれませんが、
もう少し靴の履き方を見守ってあげてください。

「良い靴を選んでいるつもりが、走っているとよく転ぶ」
というご質問、

まずは靴の選び方のポイントに照らし合わせて、
改めて靴をチェックしてみましょう。

それから、中敷きを出して足に合っているかを確認すること。

そして、毎日の靴の履き方をよく見守ってあげましょう。

ご質問をいただき、ありがとうございました。

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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