☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。
毎週火曜日に発行しているメールマガジン《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》のバックナンバーをお届けします。
本日は、赤ちゃん足育クラスの体験会に参加されたお母さんからのご相談です。
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もうすぐ11ケ月になる娘がいます。
つたい歩きはもうする時期で、
5秒ぐらい立つことができるようになってきました(*^^*)
ファーストシューズはどのような物を選べばいいですか?
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娘さんの成長、嬉しいですね〜♡♡♡
外を歩く日が楽しみ楽しみで、
すぐにでもファーストシューズを選びたくなりますね。
でも、もう少しの間、待っていてください。
ファーストシューズを履かせるのは、
お部屋の中で10歩安定して歩けるようになってからでOKです。
今は11ヶ月ですし、
まだまだハイハイをたっぷりと楽しんでください♪♪
ハイハイの「顔をあげる」「膝をまっすぐ胸に引き寄せる」
「足の指で蹴り出す」という動きを積み重ねていくことで、
重力に抵抗して姿勢をまっすぐに保つ筋肉や、
安定した二足歩行ができる筋肉が育ちます。
また、5秒くらい立つことができるとのことですが、
何もつかまらずに1人で立ち上がっていますか?
何もつかまらずに1人で立ち上がる動きも、
足腰の筋肉を丈夫に育てることに繋がります。
お父さん・お母さんが率先して、
「しゃがんで、立ち上がって」という動きを見せて、
自分の力で立ち上がる機会をたくさん作ってくださいね。
「むすんでひらいて」の歌…たぶんご存知ですよね?
この歌を歌いながら、”むすんで”はしゃがんだ姿勢、
”ひらいて”は立ち上がって大きく伸びてバンザイの姿勢、
と何度も楽しそうに歌い踊ってあげると、
子どもも喜んでしてくれるようになりますよ。
そして、そして…ついに10歩歩けるようになったら、
ファーストシューズを買いに行きましょう♪♪
足育講座では、靴選びのポイントを次のようにお伝えしています。
・足の指のつけ根のところで靴底が曲がる
・中敷がはずれる
・つま先に厚みと幅があり、足指を動かす事ができる
・マジックテープで甲を止められる
・かかとがしっかりサポートされる
・靴底のつま先が反り上がっていて、踵に丸みがある
・靴底が薄すぎず、適度な弾力がある
ファーストシューズの頃は、お子さんの足の発達の状況によって、ハイカットの靴を選んだ方が良いかもしれません。
しかし、ハイハイを存分にやり切って、足腰がしっかりしていれば、ローカットの靴を選んだ方が良いかもしれません。
これは私の経験談ですが…お役に立てば幸いです。
私が足育を学びはじめたのは、次男が1歳6ヶ月の頃でした。
ちょうどこの頃に、次男は歩きはじめました。
足育アドバイザー®養成講座で小野先生(整形外科医)より、
子どもの発達の状況によっては、ハイカットでは成長を邪魔してしまう場合もあると考える、という話を伺いました。
そこで、靴を買うときに、ハイカットとローカットの両方を履いて歩かせました。
次男はまだ歩行がおぼつかず、よく転びそうになる時期でした。
転びそうになったとき、ハイカットの場合は、そのままコテッと転ぶ感じに見えました。
一方、ローカットの場合は、転びそうになるけれど、足でふんばって転ばないように持ちこたえられている感じに見えました。
「ハイカットかローカットか」というのは、そのお子さんによって、違うと思います。
店頭でいろいろなタイプの靴を試し履き・試し歩きして比べると、歩き方が違っているのが分かります。
裸足のときと同じように歩ける靴を選ぶことが大切です。
今は、転ばないようにしっかり踏ん張れる足を育てるために、ハイハイでたくさん遊んでくださいね。
ご相談をいただき、ありがとうございました。
この記事は2016年3月29日(火)発行のメールマガジンのバックナンバーです。
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