PR

年少の息子が走るときによく転びます《メールde足育相談室vol.141》

☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。

毎週火曜日のメールマガジンは、皆様から寄せられた足育相談にお答えする《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》をお送りしています。

メールde足育相談室vol.141のバックナンバーをお送りします。町内のママとの立ち話でご相談をいただきました。

========================

年少の息子のこと、聞きたいと思ってました。
どうも走っているときに、よく転ぶ気がするんだけど、
年少というと…こんなものかな??

========================

ご相談をいただき、ありがとうございます!

一つ確認させてください。
転ぶのが気になるのって、いつですか?
家の中でも、外でも、よく転んでますか?

家の中でも、外でも転んでいるとすると、息子さんの様子をよく見ないと分からないのですが、
もしも外で走っているときに転んでいるとしたら…

まずチェックして欲しいのが「靴」です。

靴はちょうどよい大きさですか?

靴の面ファスナーは、しっかり止まっていますか?

靴の底はちょうどよい固さですか?

靴が大きすぎたり、小さすぎたりすると、不自然な足の使い方をしてしまいますので、どうしても転びやすくなってしまうんです。
靴の上から確認しようとしても分かりにくいので、靴の中敷を出して足を乗せてみてください。
年少さんなら、爪先に0.5〜0.8ミリくらいの余裕があるのがちょうど良い大きさです。

次に、靴の面ファスナーがしっかり止まっていないと、靴が脱げやすい状態になっているので、これも不自然な足の使い方となり、転びやすくなってしまいます。
靴の履き方を、息子さんと一緒に練習しましょう。
靴に足を入れて、「かかとをトントン」として、面ファスナーを「ギューペッタン」としっかり止めます。
そうすると、足と靴が一体となるので、本来の自然な走り方がしやすくなります。

そして、靴の底の固さです。
特に、靴の底が固すぎて、足の指のところが曲がらないと、足で靴ごと持ち上げないと前へ進めません。
想像したら、転ぶのも当たり前と感じられますよね。
靴の底が、足の指が曲がるところで曲がってくれる靴だと、本来の自然な足運びができます。

靴はちょうどよい大きさか、
靴の面ファスナーがしっかり止まっているか、
靴の底はちょうどよい固さか。

この辺を一度チェックして、やっぱり転ぶようだったら、また声をかけてください。

ご相談をいただき、ありがとうございました!


この記事は2016年4月26日(火)発行のメールマガジンのバックナンバーです。
メールマガジンの登録はこちらからどうぞ→http://ashiiku-miya.com/?page_id=222


このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

成田 あす香をフォローする
未分類
タイトルとURLをコピーしました