2歳の女の子のお母さんからのご相談です。
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散歩の事で一つ相談したいことがあります。
家の中でも、遊びの集中がきれると抱っこ抱っこと言ってくるので、抱っこをよくするのですが、外を散歩中も、石をひろって 溝に落としてみたり、落ちている枝をひろったり、何か興味のあることをしているときはいいのですが、すぐ抱っこ抱っこといってくるので、十分な距離が歩けないでいます。
足のためには、年齢×1.0キロ歩くとよいと本で読んだこともありますが、とてもそんな距離歩けれないかんじです。
何かよい方法があれば、あわせて教えていただけたらと思います!
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ご相談をいただき、ありがとうございます!
外を歩いているとすぐ抱っこをせがまれるというご相談で、一番に私が確認するのは「靴」です。
靴のサイズは合っているか?
靴は歩きやすい靴か?
靴が足にフィットする履き方ができているか?
そして、実際に見てみると、やっぱり靴に原因があったことがとても多いです。
「靴のサイズは合っているか?」という原因は、小さいだけでなく、大きすぎていないかも確認します。
小さいと足が窮屈で嫌がるのは想像がつくと思いますが、大きくても靴の中で足がブカブカ動いてしまって、うまく歩けません。
靴を履いて歩くと、疲れやすくなってしまうので、抱っこをせがむんですね。
「靴は歩きやすい靴か?」という原因は、靴を脱いでもらって、構造をチェックします。
まずは、面ファスナー(マジックテープ・ベルクロ)で甲が固定できるか。
面ファスナーで固定できないスリッポンタイプの靴などは、かかとが抜けやすいので、疲れやすくなります。
そして、靴底は、足指が曲がるところで曲がる構造になっているか。
足裏のかかと側2/3の靴底はしっかりしているか。
ここで引っかかる場合も多いですね。
靴底が足指のところで曲がらないくらい固い靴は、足指の蹴り出しがうまくできないので、疲れやすくなります。
また、足裏のかかと側2/3の靴底がやわらかすぎる靴は、地面からの衝撃を吸収しにくいので、疲れやすくなります。
他にもチェックするところはありますが、とりあえずここまでにしておきますね。
最後に「靴が足にフィットする履き方ができているか?」という原因です。
せっかくサイズピッタリの良い靴を履いていても、丁寧に履けていないと靴が足にフィットせず、ゆるい靴を履いているのと同じ状態になってしまって、疲れやすくなってしまうことがあります。
新しいメルマガ読者の方も増えていますので、復習を兼ねて履き方をお伝えしますね。
〜靴の履き方〜
1)靴に足を入れたら、足のかかとを床にトントンと打ち付け、靴と足のかかとを合わせます。
2)面ファスナーを引っ張り上げて、足と靴が一体になるように、丁寧に止めます。
もし…もしも、どれも原因が思い当たらない場合は…
子供の気持ちに寄り添って、「歩きたい」という気持ちを作ってあげる声かけを考えてみてください。
「あれ? 向こうにある赤い物はなんだろう? 見に行ってみようか??」と誘うとか。
また2歳だと、時には抱っこして心の栄養補給も必要なときもあると思います。
私は、よく「そうか〜疲れたんだね。よーし!じゃあ、10秒チャージ」と言って、その場で10秒抱っこして、また歩かせていました。
年齢×1.0キロを歩くのにも、積み重ねが必要です。
少しずつ、距離を伸ばしていかれると良いと思います。
ご相談をいただき、ありがとうございました。
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