「脊柱及び四肢の状態に関する保健調査票」とは?

今日もお読みいただきまして、
ありがとうございます。

みやざき足育センターの
成田あす香です。

学校の新年度が始まりましたね。

わが家の子ども達も進級し、
中3、小4、小1になりました。

○学校からの問診票に加わった仲間

小学生から高校生までのお子さんのいる家庭では、
学校から「脊柱及び四肢の状態に関する保健調査票」という
問診票が届きませんでしたか?

この健診は、平成28年度から始まったもので、
子ども達に増えている運動器のトラブルを
早く発見することを目的としています。

近年、生活が便利になったり、
子どもの遊びが変化したりして、
運動不足による子どもの体力・運動能力が低下しています。

一方では、スポーツ少年団などの活動が盛んになり、
特定の運動で同じ部位を使い過ぎることで起きる、
「野球肘」などのようなスポーツ障害も問題になっています。

検査項目としては、次のようなものがあります。

「腰を前に曲げたり、後ろに反らしたりしたときに、
痛みはありませんか?」

「手のひらを上に向けて肘(ひじ)を曲げた時、
手指が肩につきますか」

「しゃがんだり立ったりするときに、
痛みや動きの悪いところはありませんか?」

「片脚立ちが両脚とも5秒以上できますか?」

そして、保護者が回答を記入します。

○ショック!昨年はなんとかできたのに…

私も、問診票を受け取って、わが子のチェックをしました。

すると、中学3年の長男が、
かかとをつけたまま、しゃがみこみをしようとして、
後ろに転んでしまいました。

足の痛みなどはないのですが、
腰を下ろしていく途中、
あと少しの所で足首の関節が曲がらなくなり、
こらえきれずに後ろに転んでしまうようです。

私はもちろんのこと、
張本人の息子もびっくりしています。

もう一度やってみますが、結果は同じ。

「昨年よりもできなくなってた…絶対に○○のせいだ」

とこぼしました。

〇〇とは、中学校の指定の上履きのことです。

息子の通う中学校は上履きが指定されていて、
トイレで見かけるようなサンダルみたいなスリッパを履きます。

つっかけるだけで履けるスリッパは、
足に固定することができません。

そこで、スリッパが脱げないように、
足に余計な力を入れた状態で歩くようになります。

筋肉が緊張している状態が続くと、
筋肉が硬くなり、動きづらくなります。

足首の関節の動きづらくなったことは、
いろいろな原因が考えられるでしょうが、
「スリッパの影響はきっとある」
と私は思っています。

私の足育話を耳にたこができるくらい
聞かされている息子は、
自分で「スリッパがあやしい」と気づいてくれました。

でも、やっぱり一人だけ違う履き物を履くのは、
いろいろ言われたりして面倒くさいそうです。

「学校全部で変えてくれればいいのに…」

息子の言葉を聞いて、とても切なくなりました。

「誰かが、何か気づいてくれたらいいな」
という思いで、問診票の最後の欄に書きました。

「足首が固い。中学校に入ってから、
年々固くなってきているように感じる」

○成長期の子どもの体はトラブルも起きやすい

子どもの体の変化に早く気づくことができるのは、
子どもをずっと見ている身近にいる大人だけです。

体が急激に成長する時期は、
トラブルが起こりやすい時期でもあります。

でも、変化にいち早く気づき、
適切な対応をしていけば、
健やかな成長を守ることができます。

子育て中のお母さん・お父さんは、
運動器健診の問診票が届いたら、
ぜひゆっくりと時間を取って、
ひとつひとつの項目を丁寧にチェックしてください。

心配なことがあったときは、
まずは整形外科などへ相談に行きましょう。

みやざき足育センターでは、
靴、姿勢、歩き方を中心とする
日常生活の中での改善をサポートしています。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。