子育て真っ最中の学校の先生へ、わが子と楽しむ足育教室

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お読みいただきまして、ありがとうございます。
みやざき足育センターの成田あす香です。

2019年1月12日、宮崎県教職員互助会が主催する会員向け講座で、講師をさせていただきました。

0~8歳の子育て中の先生がお子さんと一緒に来てくださったほか、「学校での子ども達の足や靴が気になって」と大人だけで参加してくださった先生もいらっしゃり、大人50人&子ども32人が集まる賑やかな教室となりました。

講演の前半は「いつまでも元気でいられる足を育てる運動遊び」として、わらべうたのワークショップ、
講演の後半は「子どもの足の健やかな発達を守る靴の選び方講座」を行いました。

内容の一部をご紹介します。

指をしっかり動かせるじゃんけん

「ちょっとぱらさん おにぎりちょうだい かみにつつんで ちょうだいぱらさん」
という、じゃんけん遊びのわらべうたを紹介しました。

まずは、手をうたに合わせてグーチョキパーに動かす遊び方です。

(その1)
ゆっくりのテンポからだんだんとテンポを上げる

(その2)
右手はうたの言葉通りの手、左手は右手に勝つ手を出す

(その3)
右手はうたの言葉通りの手、左手は右手に負ける手を出す

親の方が「あれ??」と思い通りに手が動かず混乱。
低学年くらいのお子さんの方が「できたー!」と晴れやかな顔をしていました。

この日は、靴を履いていたので手だけでしましたが、この遊びが足の指でもできます。

足の指になると、手よりも難易度が何倍もアップし、あまりのできなさ加減に親子で笑っちゃいますよ。

靴や靴下を履いて過ごすとなかなか使わない足の指の一本一本を使え、足指の握力や動きの滑らかさを高めます。

また、同じうたを使って、両脚でじゃんけんする遊び方もご紹介しました。

私とじゃんけんをして勝った人はその場でしゃがみこみ3回、負けた人はバンザイ3回(または高い高い)、あいこの人は片足立ち5秒をしてもらい、全身も動かしていただきました。

ちなみに、この3つの動きは、学校で春に行われている「運動器健診」のチェック項目でもあります。

鬼ごっこの途中で靴の履き直し

「こんこんさん あそびましょ」という輪になって行う問答型の鬼ごっこを、まずは普通に遊びました。

続いて、鬼になった親子のみなさんにモデルになってもらい、靴の履き方をレクチャー。
全員で靴の履き直しをしてから、また何度か遊びました。

最後に鬼になった皆さんに、靴を履き直した後の感想を伺ったところ、次のような意見をお寄せいただきました。

「かかとが抜ける感じがなくなった」

「走りやすくなった」

「つま先に指があたらなくなった」

「足にフィットしている」

靴の履き方による足元の違いを体感していただけたようです。

中敷きを使った靴のサイズチェック

休憩をはさんでからの靴の選び方講座では、お子さんと参加されている方に中敷きを使った靴のサイズ確認を体験していただきました。

中敷きの足跡を見た時点でサイズアウトが分かるお子さん。

中敷きの上に立たせたら足の指がはみ出していたお子さん。

足幅に合わせて一番合うものを選んでいたものの、長さのサイズが大きく、靴選びで困っているという悩みを相談できた方。

今までサイズが合っているかどうか分からなかったのが、中敷きに合わせて見る方法が分かり、次からは足に合うサイズが選べそうです。

それでは、受講された方のご感想をご紹介いたします。

  • 子どもがきちんとした姿勢や靴の履き方を身につけるには、モデルが大切=親の責任が重大、ということが印象に残りました。
  • 親が見せて始める足育!自分や家族の日々の靴の履き方を反省です。
    帰宅してすぐ、まずは全員の靴チェックを家族でします!
  • 私もかかとをつけてしゃがめないので、お風呂やウォーキングの時に、足首をやわらかくする運動をしたいと思います。
  • 靴のお下がりについて教えていただけて良かったと思いました。
    次に靴を買う時は、靴選びのチェックポイントを、夫と話し合って決めたいです。
  • 帰ってすぐ、子どもに靴(今使っているもの)を履かせ、本人に会っているか確認します。
    また、自分が今履いている靴を捨てます(笑)
  • 実際に遊びをしたり、その場でサイズの確認をしたり、体感的に学ぶことができ、とても楽しかったです。
  • 子どもの靴履きは時間がかかるので、スリッパにさせることもありましたが、ぴったりの靴の大事さを改めて知ることができました。
  • 中敷きの足跡で、今の靴の状態が分かることにはびっくりしました。
  • 上靴で過ごす時間が一番長いのに、あまり材質が良くない上に、1cm単位でしか選べないのが気になります。
  • 早速孫の靴のサイズを確認します。自分も今後(老後)元気に歩けるように、講演の内容を参考に生活していきます。
  • 子どものことを考える前に、まず親がきちんとした姿勢など気をつけて、子どもの見本にならなければならないと感じました。

講座の最後には、実際にやってみようと思うことを決めていただき、この学びをきっかけに、足育を生活の中で続け、ご家族の皆様の足がいつまでも元気でいられる足に育つことを願って、講座を結びました。

今日の機会をつくってくださった宮崎県教職員互助会様と、お集まりくださった会員の皆様方に心より感謝いたします。

お読みいただき、ありがとうございました。

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