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体の感覚を高めるわらべうた遊び「にゅうめんそうめん」

こんにちは! みやざき足育センターの成田あす香です。

夏は半袖や半ズボンで手足を出すことが多い季節です。こんな時期には、子どもの手や足に触れて、体の感覚を高めるわらべうた遊びがおすすめです。

今回は、2歳以降から小学生までが喜ぶ「にゅうめんそうめん」をご紹介します。

この遊びは手と腕に触れるものですが、ぜひ足でもやってみてくださいね。

「にゅうめんそうめん」の遊び方

にゅうめん そうめん ひやそうめん
(手:二本指で、子どもの腕から手の甲をなでおろす)
(足:二本指で、子どもの太ももから足の甲をなでおろす)

かきがらちょうの
(手:指先で、子どもの手の甲をガリガリする)
(足:指先で、子どもの足の甲をガリガリする)

ぶたやの
(手:子どもの手の甲をたたく×2回)
(足:子どもの足の甲をたたく×2回)

つねこさんが
(手:子どもの手の甲をつねる×2回)
(足:子どもの足の甲をつねる×2回)

ちんぴ ちんぴ ちんぴ
(手:子どもの腕をつまむ×3回)
(足:子どもの足をつまむ×3回)

だいこんろし だいこんろし だいこんろし
(手:手をグーの形に握って、子どもの腕をなでおろす)
(足:手をグーの形に握って、子どもの脚をなでおろす)

「おみせですか?」「おくですか?」

いらっしゃいませ いらっしゃいませ いらっしゃいませ…
(くすぐる)

※「おみせです」と答えが返ってきたら手のひら(足の裏)をくすぐり、「おくです」と答えが返ってきたら脇(脚の付け根)をくすぐります。

足の裏の役割は、体を支えるだけじゃない

足の裏は、体を物理的に支えるとともに、重要な感覚器でもあります。

足の裏は、接地している面の凹凸や傾斜、滑りやすさ、固さなどの情報をキャッチして、神経系を通して脳に情報を送ります。

脳は神経系を通して、全身の筋肉に指令を出し、バランスをとって姿勢を保ちます。

アメリカの医学者スキャモンの研究によれば、神経系の発達は6歳頃には8割から9割、12歳頃にはほぼ発達を完了すると言われています。

赤ちゃんから小学校卒業までの間に、足の裏で多くの刺激を経験し、感覚器としての力も高めることが重要です。

裸足で過ごすことの多い夏場には、この「にゅうめんそうめん」で子どもの足の裏の感覚を高めてください。

このサイトの管理人
成田 あす香

足育アドバイザー(R)、保育士。
足の健康と靴選びの講師として、園や学校、子育て支援施設などで講演を行う。2024年には幼少期の足の成長に対するアプローチが評価され「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。

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