上履きはどれがおすすめ?《足育相談室vol.218》

お読みいただきまして、ありがとうございます。   
みやざき足育センターの成田あす香です。

本日はメールマガジンで配信した内容からお届けします。

Q.上履きはどれがおすすめ?

4月の新年度が近づき、幼稚園や小学校の入園・入学準備をされているお母さん方から、上履きについての質問や相談が続いています。

たとえば、

「上履きはどこのメーカーがおススメですか?」

「足によってオススメのメーカーが変わりますか?」

「デザインがシンプルで履きやすいもの、お値段が手ごろなものを紹介していただけませんか?」

などなど…。

今日は、子どもの足の健やかな成長を守るという視点から選ぶ上履きについてお答えします。
  
  

A.ベルトやひもで足に合わせて止められる上履きを

上履きというと、バレーシューズと呼ばれている、足の甲に幅2センチくらいのゴムのついたスリッポンタイプの靴が思い浮かびます。

しかし、もし自由に上履きを選ぶことが許されているなら、ぜひベルトやひもがついている、足に合わせてとめられるタイプの靴を選んでください。
  
◎子どもの足の動きを妨げないため
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子どもは「歩く」「走る」「跳ぶ」「蹴る」「投げる」といった基本的な運動ができる力を、実際に体を動かしながら身に付けていきます。

小学校に上がる頃までにひとつひとつの運動ができるようになり、小学校に上がってからは「走りながら蹴る」といった複数の運動を組み合わせられるようになります。

このときに、ベルトやひもがなく脱ぎ履きしやすい靴だと、動くたびに靴が脱げそうになるので、体の使い方が不自然になりがちです。

運動する力が育っていく時期に、不自然な体の使い方が身についてしまったら…惜しいですよね。
   
   
◎子どもの足の指の変形を防ぐため
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子どもの足は、かかとから指先の方に向けて広がった扇形をしています。

ところが、バレーシューズは靴のかかとからつま先までがまっすぐで、ほぼ同じ幅をしています。

すると、足首の周りはゆるくて脱げやすい一方で、足の指は圧迫されやすい状態になります。

子どもの足の骨は軟らかく、骨と骨の間に隙間があるので、足の指が圧迫された状態が続くと変形してしまうことがあります。

私が、子どもの靴が足に与える影響に気付いたきっかけは、小学校に上がった長男の足の小指が床から浮いている(浮き指と呼ばれています)ことに気づき、上履きを変えたことでした。

  
 
 
◎足によっておすすめは変わる
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上履きも、外履きを選ぶ時とチェックするポイントは同じです。

少なくとも、次の3ポイントを満たしているものは選びたいところです。

(1)ベルトやひもで止められること

(2)靴のつま先が、足の指の曲がる部分と同じところで曲がること

(3)足の指が圧迫されないように、靴のつま先に広さと厚みがあること

そして、もし予算が許せば、このポイントに加えて「靴のかかとの中に芯が入っているもの」にすると、かかとの骨を守り支えることができます。

上履きも、メーカーやモデルによって、幅が広めのものや細めのものがあったり、つま先のデザインが様々だったりします。

だから、おすすめの上履きは、ひとりひとり違います。

まずは、足の長さと幅を測って、自分の子どもの足の特長を知ること。

そして、上履きを選ぶ時にも、中敷きの上に子どもを立たせて、つま先の余裕と幅がちょうど良いかを確認し、履いて歩いてみてから決めてください。

どんな上履きがあるのかは、ベルト付きの上履きの情報をまとめたブログ記事がありますので、こちらを参考にされてください。

お子さんの足に合う上履きが見つかりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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