靴の履かせ方で、足を出す向きが変わる

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

「内股の直し方を聞きたい」ということで、
4歳のお子さんとご両親が「子ども足育相談」に
来てくださいました。

実は、幼児の足の発達の過程で、
内股の傾向になる時期はあります。

そして、注意したからと言って、
直るものでもありません。

だから、内股を直すというよりは、
体を動かしている様子などを見て、
「もう少し、ここの部分の体の力がつくといいな」
と思ったところをお伝えさせていただきました。

上半身の筋力を高める

重力に抵抗して上半身をまっすぐに支える筋力が弱いと、
姿勢がまっすぐに保ちにくく、足に負担がかかります。

上半身の筋力を高めるために、
おうちでできるお手伝いや遊びをご紹介しました。
 

《ぞうきんがけ》

次の3つに気を付けると、
上半身を支える筋力の高まりに役立ちます。
(1)顔をあげて前を見る
(2)手指をしっかり開く
(3)脚をまっすぐに使う(膝は曲がっても良い)

《家でのあそび》

(1)コアラごっこ
お父さん、お母さんの上半身にしがみついて
抱っこから、おんぶの位置へ、また抱っこの位置へ…
しがみつきながら自分で移動します

(2)そうじきごっこ(ブルドーザーごっこと命名しても)
筋トレで「手押し車」と呼ばれているのと同じです。
お父さん、お母さんが子どもの脚をもち、
腕の支えで前へ進ませます。

《外遊び》

(1)鉄棒にぶらさがる
(2)ブランコを押す
(3)何かによじ登る

どれにも共通して大事なことが、
「本人がやる気」「熱中している」ということです。

やりたくないものをやらせても、
もっている力が発揮できません。

逆に、いま子どもがやろうとしていることに目を配り、
「今、こういう声かけをしたら、
 上半身の筋肉を使う動きが引き出せるかも??」
と考えると、楽しく遊びながら体を育てられます。

 
 
 

足裏を指先まで使う動きを引き出す

足裏を指先まで使う動きをすると、
ふくらはぎや足裏の筋肉を使います。

これを毎日の遊びの中で積み重ねていくと、
土踏まずができていきます。

足裏を指先まで使う動きが引き出されやすい
あそびの一つが、斜面の上り下りです。
 
足に負担をかけすぎないように、
芝生の斜面などでするといいですね。

綾で遊んでから帰ると伺ったので、
護国神社にある人工の山「築山(つきやま)」をご紹介しました。


(↑足育クラスの時の築山の風景)
 

靴の履かせ方で、足を出す向きが変わる

靴を履かせるときは、
まず足を靴にいれて「かかとトントン」
足と靴をかかとの位置でぴったり合わせます。
 
次にベルトを足の小指側からもって引き、
「ギューペタン」と丁寧に止めます。

このときに、股関節、膝、足首、つま先が
一直線の位置になるようにして履かせると、
足首がまっすぐな状態で、
靴で足を支えてあげることができます。

そうすると、
足がまっすぐ前に出しやすくなります。

かかとがしっかりした靴は、
値段もちょっと高いですよね。

だからこそ、丁寧に履かせて、
靴がもっている機能を活かし切りましょう。

お子さんの歩き方をいつもと比べていただくと、
「確かに変わってますね」
とご感想をいただきました。

お子さんの歩き方や姿勢が気になっている方、
一度「子ども足育相談」を受けてみませんか。
おうちでできる簡単なことが、意外とあるんですよ。
「子ども足育相談」のご案内はこちらのページをご覧ください。

お読みいただき、ありがとうございました。
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