入学までに元気な足を育てよう《からだの土台「足育」vol.3》

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

今日は宮崎日日新聞で毎週日曜日に連載中の
コラムをお届けいたします。

◆◆◆ からだの土台「足育」vol.3*◆◆◆
 
自分の足で行きたいところに行き、
会いたい人に会い、やりたいことができる…。

それを支えているのは、
実は6歳頃までに培ってきた「足の力」が土台になっています。
    
  
子どもの足は、放っておいても育つように思われますが、
生活が便利になって、体を動かす機会が少なくなった近年、
子どもの足の健やかな発達が難しくなっています。
  
わが子の足をトラブルのない元気な足にするために、
これからの子育てには、
「足は育てるもの」という意識をもつことが必要です。
    
    
まず、足を育てるために知っておきたいのが「足の知識」。
  
子どもの足は、大人の足を小さくしたものではありません。
 
赤ちゃんの足は、厚い脂肪に覆われた柔らかい足をしています。
それから、大人の足に見られる「土踏まず」がありません。
 
この赤ちゃんらしい足が、
寝返り、ずりばい、ハイハイ、立つ、歩く、走るなどの運動を通して
筋肉や腱(けん)が発達し、だんだん土踏まずができてきます。
 
土踏まずは3歳頃から形が現れ始め、
6歳頃までに大人のような形に近づきます。
    
   
骨もまだ未熟です。
  
赤ちゃんの足の骨は軟らかく、小さな骨が離れ離れに点在しています。
 
骨の発達の完了は、18歳頃までかかります。
  
  
足を動かすことをつかさどるのが神経系。
神経系の発達は、生まれてすぐから急速に進みます。
 
大人を100%とすると、
神経系は小学校に入学する頃には80から90%まで発達するそうです。
 
体を動かす遊びをたくさんすることが、
筋肉や骨、神経系のより良い発達につながります。
  
  
そして、健康な足でいるために欠かせないのが「靴の知識」。
特に子どもの場合、サイズの合わない靴や脱ぎ履きしやすい靴が、
足の発達によくない影響を及ぼすようです。
 
靴は、面ファスナーなどで足と靴をフィットさせられて、
サイズが合うものを選ぶといいです。
 
また、靴の脱ぎ履きは、座って丁寧に行う習慣を身につけましょう。
 
(みやざき足育センター・成田あす香)

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いかがでしたでしょうか?

一言でまとめると、
小学校に入学する6歳頃までの間に、
土踏まずも運動に関わる神経も
9割方決まる、ということです。

足の大切さを伝えている私ですが、
実は運動がすごーーーーく苦手です。

でも、歩くのは大好きで、
全く苦になりません。
  
高校を卒業してから、
アルバイトをしながら役者を目指していて、
お金がなかったのもあり、
電車で一駅二駅の20分くらいのところは、
普通に歩いてました。
 
東京では、
地下鉄が網目のように走っていて、
歩いた方が早いことも多いんですよね。

でも、宮崎では、
歩いて3分の距離でもみんな車に乗ります。

歩くという選択肢が頭の中になく、
無意識で車に乗るのでしょうね。
 
私は、今でも、
車を出すよりも歩く方が楽だし、
楽しいです。

なによりも私の力になっていることは、
たぶん、母が幼稚園に私を歩いて
通わせたことだと思っています。

大人の足で歩いて
10分くらいのところにある幼稚園でした。

子どもの足なら、
もっと時間がかかると思います。

母は足育を考えたわけではなく、
他の園にはある「園バス」が私の通う園にはなく、
車も、免許も持っていなかっただけなんですが、

雨の日も、風の日も、
幼い妹を連れて私を送り迎えしてくれました。

母がしてくれたことが、
今の私の体の土台に、
そして子育ての土台になっています。

私は、雨だったら車に乗っちゃいますので、
歩くしかなかった母は、
本当にすごいことを成し遂げてくれたと、
心から感謝しています。
   
お読みいただき、ありがとうございました。