ベルトでとめるタイプの上履きリスト

お読みいただきまして、ありがとうございます。
みやざき足育センターの成田あす香です。

本日は、宮崎日日新聞で毎週日曜日に連載中のコラム
《からだの土台「足育」》からお届けいたします。

子どもの足の成長を守るための靴選び、5つのチェックポイント

子どもの足は、大人の足と比べると骨がやわらかく、骨と骨の間にすき間があります。
骨の成長が完了するのは、だいたい18歳頃と言われているので、それまでは、大人以上に靴選びに気を配りたいものです。

子どもの足を健やかに成長させるためには、靴を選ぶ時に次の5つのポイントを満たしていることを確認すると良いです。
  
 
(1)つま先に広さと厚みがあること
子どもの足は、大人の足に比べると扇形で、骨が軟らかいので、足指を圧迫しないようにする必要があります。

(2)ベルトがついていること
ベルトがついている靴は、甲の高さや足首の太さに応じて、足と靴をぴったりと合わせて履けます。

(3)足指の曲がる位置で靴が曲がること
足は、歩くときも走るときも指の付け根が曲がります。そのときに、靴も同じように曲がらないと、足に負担をかけます。

(4)靴底が硬すぎず、柔らかすぎず、適度な弾力があること
足指で靴が曲がることは必要ですが、どこでも曲がるような靴底の軟らかいものは、硬い地面の衝撃から足を守れません。

(5)かかとがしっかりしていること
筋力の弱い子どもの足は、かかとの骨が外側に傾きやすく、その状態で足への衝撃が重なると、かかとの骨の成長に影響する場合があります。
 
 

子どもが一日の中で一番長く履く靴は、実は「上履き」

さて、お子さんが、一日の中で一番長く履く靴は何でしょう。
幼稚園や小学校に通われるお子さんの場合は、「上履き」ではないでしょうか。

上履きとしてよく履かれているのが、「バレーシューズ」と呼ばれる、
足の甲の所に幅2㌢くらいのゴムがついたスリッポンタイプの靴です。

しかし、これを靴選びのポイントに合わせると、満たしていないものがほとんどです。

とりわけ次の2点は、足のトラブルを起こしやすい、見逃せないポイントになります。


 
 
(1)つま先の広さに余裕がない
子どもの足は大人と違って、かかとの大きさよりつま先が広いのが特長です。
しかし、バレエシューズは、かかとからつま先まで幅が変わらず、足の指を圧迫します。
 
(2)足に合わせて靴を履くためのベルトがない
歩いている時に靴が脱げやすく、無意識に指を反らせたり曲げたりと、余計な力が入ります。
 
 
最近、子どもの足にトラブルが増えているそうですが、その原因の一つが足に合わない靴です。
足の小指が親指側に曲がる内反小趾(しょうし)。足の親指が小指側に曲がる外反母趾(ぼし)。
立った時に足の指が床につかない浮き指。

私が子どもの靴の大切さに気づいたのも、長男の足の小指が、床についていないと知ったことでした。
 
  

靴選びの5つのポイントを満たした上履きで、子どもの足の成長を守って

上履きと言えば「バレーシューズ」のイメージがありますが、インターネットで探せば様々な上履きが見つかります。
靴選びのポイントで説明した5つを満たす上履きも選べますので、ご紹介させていただきます。

なお、「サイズが合わなかったらどうしよう」と心配される方も多いのですが、多くのショップではサイズ交換や返品ができます。

必ずサイズ交換や返品についての説明が書いてあるページがありますので、あらかじめ内容を確認したうえで注文をすると安心ですね。

ベルトで止めるタイプの上履きリスト

〇アサヒ 健康くん

〇アシックス 上履き

〇教育シューズフレッシュ21

〇教育パワーシューズ

〇JESシューズ

〇そくいくん

 

  
※外履き用を上履きに転用する方法もあります

ただし、学校や使用場所によっては、靴底の素材が指定されている場合もあるので、あらかじめ確認しておくと良いです。

〇アシックス 運動靴 GELRUNNER

〇ミズノ モノクロキッズ

〇スーパースター

〇瞬足 足育シリーズ

   
  
わが子の通う小学校の学校用品を販売している洋品店では、上履きとしていわゆるバレーシューズ、体育館履きとしてベルトのないズック靴が売られています。
小学校に、他の靴でも良いことを確認したうえで、上履きはベルトつきのもの、体育館履きは白い外履き用の靴を履かせています。

子どもが、一日の中で一番長く履く「上履き」。
ぜひ足の成長を守る、足に合うものを選んであげてください。

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