ミサトっ子草履、どう思いますか?《メールde足育相談室vol.140》

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。

毎週火曜日のメールマガジンは、皆様から寄せられた足育相談にお答えする《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》をお送りしています。

それでは、メールde足育相談室vol.140をお送りします。
保育士さんからの質問です。

。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。

あす香さんに質問です。
ミサトっ子草履、ご存知ですよね?
あれはどう思いますか?賛成ですか?

。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。

ご質問をいただき、ありがとうございます。

ミサトッ子草履についてお答えする前に、まずは草履全般(下駄やビーチサンダルなどを含む)についてお話ししますね。

草履を履くと足指の握力を高めるなどのメリットがある一方で、草履は地面からの衝撃吸収力が低いなどのデメリットもあります。

それから、草履の構造上の特性で、足の横アーチが広がってつぶれないように支えたり、踵をまっすぐに支えたりする機能はありません。

また、鼻緒のすげ方がゆるかったり、裏の素材が滑りやすかったりする草履では、不自然な立ち方・歩き方に繋がることもあります。

ミサトっ子草履は、鼻緒のすげ方がキツく、裏の素材も滑りにくいので、草履の中ではおススメできる一品と私は思います。

しかし、地面からの衝撃吸収力のことを考えると、アスファルトなどの固い地面の上では、足に逆に負担をかけることになります。
だから、ミサトッ子草履であっても、履くのは柔らかい地面の上(土や芝生など)の上に限定した方が良いですね。

また、構造上の特性を考えると、足の発達の状況によっては、靴で足の形を整えながら成長を見守った方が良いお子さんもいます。
例えば、アーチが形成されている年齢で充分に足のアーチが育っていない、足の指が変形している、踵の骨が傾いている、などの場合です。

最後に、お子さんがたくさん歩いて跳ねて走って遊んだミサトッ子草履は、鼻緒が伸びたりよれたり、草履の底がすり減ったりします。
こうなると、もうおススメの一品とは言えません。

私も子供達に、夏場を中心にミサトッ子草履も履かせてきました。
その経験から、ミサトッ子草履は一夏履いたら買い替えるものと思っています。
間違っても、大きめの草履を買ったり、兄姉の草履をお下がりしたりしないように、気をつけてもらいたいです。

「どう思いますか?賛成ですか?」というご質問については、「どこで履くか、誰が履くかによって、賛成のときもあるし、賛成できないときもあります」というのが答えですね。

ご質問をいただき、ありがとうございました。


この記事は2016年4月19日(火)発行のメールマガジンのバックナンバーです。
メールマガジンの登録はこちらからどうぞ→https://ashiiku-miya.com/?page_id=222


コメントを残す